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「INITA」 のテレビ露出情報

フードフォトグラファーの石丸直人氏は高級ホテルが予定するストロベリーフェアに向け、重責を負っていたなか、嬉々として撮影を進めていた。氏は「写真に自分を出さないことが美しいと思っている。いつも、試されている、被写体に。『お前、俺を撮れるのか?』」と話す。これまでに高級チョコ、お馴染みのハンバーガーなどを撮影し、依頼は海外からも舞い込む。訪れたのはミシュランで一つ星に輝いた台湾のレストランで、石丸氏はスフレにナイフを入れて臨場感のある写真を撮影したり、PCに取り込んだ写真を合成し、シェフである萩本氏の足跡を1枚で表現してみせた。写真は店のインスタグラムを鮮やかに彩った。
石丸氏はピーマンを被写体に撮影の極意を披露した。かつては撮影スタジオに勤務し、通販カタログに載せる衣類、家具などを撮影していた。28歳で独立し、フードフォトにチャレンジ。だが、「写真は綺麗だけど、美味しそうじゃない」と言われ、当惑したという。その後、ピエール・ガニェールの著作に出会い、掲載されたフードフォトに衝撃を受けたという。クライアントには冷凍食品専門店もいて、宣伝ポスター、Webを刷新したいという。専務らの意見に耳を傾け、「冷凍食品なんだけどあたたかみのあるというイメージを作って欲しい」とリクエストされた。商品がスタジオに届けられ、石丸氏は撮影に着手。ドライアイスを敷いた床の上に凍りついたままの商品を配置し、写真を撮影。続いて、レンジにかけて食べられるようになった料理を同じ位置に並べ、再撮。写真を合成すると、扉の向こうに温かい食卓があった。クライアントには大好評だった。
仲嶺淳一氏はメニューを変えるたびに石丸氏に撮影を依頼している。同氏は石丸氏の写真ではなく、仲嶺の料理だとアピールするべく、強烈な個性を放つ料理を用意。熱意を汲み取った石丸氏はシャッターを切り、仲嶺氏は満足していた。だが、石丸氏は納得がいかず、調整を重ねた。闇夜をまとった雪景色という、ストーリーが感じられそうなデザートの写真ができあがった。

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