日米首脳会談での同意事項にはNTTが進める光の半導体のIOWNの文字が。電気信号を光信号に変換し高速で消費電力の少ない通信を実現する技術。NTTはIOWNを活用した光の半導体を開発し世界のゲームチェンジを狙っている。そのIOWNを日米両政府で支援していくことが首脳会談で初めて確認された。会長の澤田会長は大変喜ばしいことと答えた。NTTドコモが中心となり開発を進めるオープンRANについても日米で支援することに。オープンRANは、異なるメーカーの機器を組み合わせてモバイル通信網を構築する仕組み。基地局のシェアのトップを握るファーウェイなどの中国勢に対抗するために日米が連携してオープンRANを推進することを確認。さらに今回日米とともに首脳会談を行うフィリピンでも商業化することを狙い、日本政府がNTTグループなどに対しておよそ40億円を拠出するとことがかたまった。