TVでた蔵トップ>> キーワード

「IgE抗体」 のテレビ露出情報

24年の猛暑、日照時間の多さにより、今春の花粉飛散量は平年を上回ると予想される。子どもをはじめ花粉症患者は急増し、労働生産性の低下により、1日あたり2200億円以上の経済損失が出ているという。事態を受け、政府はおととし、花粉症に関する関係閣僚会議を開いた。かつて、医師として働いていたチャールズ・ハリソン・ブラックレイは自らの身体を用い、植物の花粉こそが人体に悪影響を及ぼしていることを突き詰めた。1966年、免疫学を専門としていた石坂公成、妻の照子は花粉と因果関係のある「IgE抗体」を発見。花粉を敵と認識し、くしゃみや鼻水、涙を使って侵入者である花粉を、体外に追い出しているという。
戦後、日本は建築資材を確保するため、スギやヒノキを植林した。樹齢30年頃からスギは膨大な数の花粉を放出し、アスファルトの地面に落ちても、風が吹けばすぐに舞い上がり、人間が吸い込みやすくなる。なお、スギ林は土砂崩れを食い止める役割も担っており、CO2削減にも一役買っている。花粉症対策としては2014年に国が承認し、普及が進む「舌下免疫療法」、研究開発中の「スギ花粉米」がある。東京農業大学ではスギの雄花のみを枯らす効果がある薬剤をヘリで散布し、翌春の飛散量を、大幅に抑えられることが確認されているがコスト面で課題がある。花粉の歴史を研究する小塩海平教授は「みんなが知恵を出し合って、次の世代によりよい環境を残すために、必要な課題が与えられているのかなと感じている」と話す。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月22日放送 22:00 - 23:00 日本テレビ
カズレーザーと学ぶ。カズと学ぶ 食と健康
島根大学・千貫祐子先生からアレルギーについて学ぶ。マダニのアレルゲンと肉のアレルゲンがそっくりな構造をしているため、マダニに噛まれたとき、体内でできる免疫が肉にも同じように反応しアレルギーを引き起こすことがある。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.