米国・大統領就任式まで約1週間。今週、会見を行ったトランプ氏は軍事力と経済力による“脅し”ととれる発言で領土拡大への野心をむき出しにしている。世界に衝撃を与えたのが、トランプ氏が世界最大の島グリーンランド(人口約5万7000人/現在デンマークの自治領/デンマーク大使館より)の獲得に軍事力の行使も排除しない非常に強い姿勢を示している。これに対しヨーロッパ諸国から反発の声が。しかし今週水曜(日本時間)、長男・トランプジュニア氏がプライベートジェットでグリーンランドに降り立った。トランプ氏は1期目の大統領任期中にもグリーンランド取得に動いており、米国・Newsweek誌によると、取得理由の一部には「島の大きさ」があるという。歴史を振り返れば、米国は建国以来、併合や他国からの購入で領土を拡大しており、アラスカはロシアから買い取った土地であり、歴史的に新しいところでは1917年にデンマークからヴァージン諸島を購入しているが、トランプ次期大統領の本気度について、ワシントン支局長・樫元照幸に話を聞く。
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