5月15日はJリーグの日。今年3月の今治市では3週間に及ぶ山林火災が発生。FC今治がすぐに支援を開始した。山火事の影響で予定されていた試合が中止されたが、チームスタッフはスタジアムで提供予定だったカレーライスを炊き出しとして避難所や消防団に振る舞った。迅速な行動には「地域へ尽くす」という思いがあった。2014年、野球熱が高い今治にサッカーのプロチームを根付かせようとしたFC今治だったが「野球の街に何しに来たんだ」と言われたこともあり、自分たちのことを知ってもらう・認めてもらうために何ができるのかと必死だったという。今ではスタジアムも満員になるほどサッカー文化が根づいた。サポーターは「普通サッカーチームはサッカーだけの活動だけど、地域貢献でいろんなことをやっているので今治全体が良くなっている」と語る。
J3ガイナーレ鳥取も地域が抱える課題に向き合ってきた。鳥取で課題となっている耕作放棄地を利用した芝生づくりの取り組みが行われており、クラブの収入財源にもなっている。行政や民間企業とも連携して小学校や幼稚園などの芝生化も行っており、全国にも拡大しているという。Jリーグ開幕から32年。クラブと地域の結びつきは深まっている。
J3ガイナーレ鳥取も地域が抱える課題に向き合ってきた。鳥取で課題となっている耕作放棄地を利用した芝生づくりの取り組みが行われており、クラブの収入財源にもなっている。行政や民間企業とも連携して小学校や幼稚園などの芝生化も行っており、全国にも拡大しているという。Jリーグ開幕から32年。クラブと地域の結びつきは深まっている。