24時間365日車のSOSに対応しているJAF長野支部ロードサービス隊を取材。志賀高原のスキー場へ向かう国道からSOSが入った。道路脇で停まっている車を発見。依頼者は東京から友人2人と来た10代の男性で車には初心者マークが。スタッドレスタイヤを装着するもスリップを起こして坂道を上れないという。隊員が確認するとタイヤには2017年製造の表示があり7年半程前のものだった。スタッドレスタイヤはゴム製品のためが劣化すると徐々に硬くなり3~5年ほどで性能が発揮できなくなるとされる。さらに新品のスタッドレスタイヤの溝は10mmほどが多いが、依頼者のタイヤの溝はその半分しかなかった。男性は先程チェーンを付けて走ったもののベルトが切れてしまったという。隊員は一時的にその場から動ける布製の簡易的なチェーンを取り付け安全な場所まで移動してもらうことに。5分後ふもとの駐車場で合流、簡易チェーンを取り外し対応は完了。今回は基本料1万5700円にチェーン作業費2400円がプラスで1万8100円だった。東京から来た男性は車が雪に埋もれ動かなくなってしまった。滋賀から来た男性は車にチェーンが絡みついていた。このあと男性はチェーンを購入しスノーボードを満喫したという。