自民党の総裁選挙の告示まで1週間。今回の選挙は党員党友票の数が国会議員票と同じで勝敗に大きく関わることから、その動向を探るため日本テレビは党員党友を対象に独自に電話調査を行った。立候補を表明したり検討したりしている12人のうち誰を支持するか尋ねたところ、石破氏が28%でトップ、小泉元環境大臣が18%で続き、高市経済安保大臣が17%、上川外務大臣が7%、小林前経済安保大臣が5%だった。前回2021年の総裁選挙で岸田総理大臣に敗れ2位だった河野デジタル大臣は3%で7位だった。まだ決めていない、わからないと答えた人は10%で情勢は変わる可能性もある。また、今の自民党に最も必要なことを尋ねたところ、政治と金に関する法律を厳守する姿勢が最も多く25%、次いで世代交代が23%、派閥政治からの脱却が13%などとなった。自民党の派閥の裏金問題に関与した議員について、新しい総裁にどのような対応を望むかには、次の国政選挙で公認しないが最も多く30%、裏金を党などへ返納させるが25%、国政選挙で当選するまでは党や政府などの役職に起用しないが19%、対応は必要ないは11%だった。党員党友が裏金に関与した議員への厳しい対応を望んでいることが明らかになった。
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