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「Jr.ウインターカップ」 のテレビ露出情報

女子バスケットボール界のミラ☆モン・満生小珀さんの練習に密着した。小珀さんが所属する京都精華学園高校・女子バスケ部は部員数36人。インターハイ3連覇、ウインターカップ2連覇中。全国5連覇に導いた名将・山本綱義監督はナイスプレーが出ても無表情。成長を止めない為、あえて褒めないのが山本流。ケガを防ぐため、緩んだプレーはしっかり叱る。小珀さんについて聞くと、ドリブルのテクニックが神と称賛した。小珀さんのドリブルを映像で紹介し、彼女を昔からよく知る齊藤洋介選手(3×3元日本代表)に解説してもらった。足の間にボールを通し、方向転換などを行う「レッグスルー」が最大の武器で技術は突出しているという。小学3年のときから1日も休まず練習した賜物だった。雨の日も高速道路の下で父と練習した。過去にはボールを見ないでドリブルできるよう、2つの風船を落とさないようにしながらドリブルを続ける練習もした。
練習終わりに小珀さんの寮にお邪魔した。寮は韓流ブームで夕食前には韓国語で「いただきます」と挨拶した。メニューにはヤンニャムチキンがあった。食器は自分で洗うのがルール。寮生たちは笑顔が絶えなかった。
今年のインターハイ上位チームを中心に選出された8校が総当たり戦を行う「U18日清食品トップリーグ」が迫っていた。大会4日前の練習では小珀さんに監督から厳しい声が飛んだ。監督は視野が狭くベストな選択ができていないと課題を指摘した。1対1が強い小珀さんはこれまでチームプレーを学ぶ機会がなかった。多くのバスケ選手が高校1年でぶつかる壁だという。中学までは若い世代の能力向上のため、1人に対して1人が守るマンツーマンディフェンスが2015年にルールとして定められたが、高校になると担当エリアを守るゾーンディフェンスが解禁されるため、よりチームプレーが求められる。初戦の相手はインターハイ3位の東海大学付属福岡高校。小珀さんのインターハイ平均成績は得点6.4、アシスト0.6。監督は8得点・2アシストをノルマに課した。京都精華が46-42で勝利したが、小珀さんはフリースローの2得点のみに終わり、試合後のインタビューでは悔し涙が止まらなかった。翌日の相手は同じ京都のライバル・京都両洋高校。

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