2度の震度7に襲われた熊本地震から10年、現在、熊本を拠点に活動しているタレントのスザンヌを取材。地震が転機になったという地元への恩返しのために、去年、熊本市河内町にKAWACHI BASE -龍栄荘-という旅館をオープンさせる新たな挑戦を始めた。スザンヌは2000年代、バラエティーやクイズ番組などで活躍。2008年、色という字を使って一色即発などとコメント。2015年、熊本に戻った翌年に地震が発生。直前に始めていたカフェの経営を断念。スザンヌが住む熊本市でも大きな被害となった。避難所の様子や物資の状況などを発信。募金活動を行うなど熊本の復旧に尽力してきた。自分ができることは炊き出しで手渡しして笑顔を届けることと思ったという。オープンさせた旅館は、古い旅館を約1億5000万円の資材を投じてリノベーションしたもの。部屋には自身が選んだこだわりのソファが置かれている。スザンヌは、また温泉街として河内町をもりあげたいなどとコメント。カフェも併設され、県内外から多くの利用客が訪れるスポットとなっている。取材した日はタイからの旅行客もいた。スザンヌは週に2、3度この旅館を訪れ、社長として商品や事業の企画などを行っている。旅館経営のきっかけは地震の影響でカフェを一度閉店したことで、リベンジの意味がある。地元の熊本を盛り上げるスザンヌの活動に熊本県民は、地元をしっかりコマーシャルしてくれているなどとコメント。スザンヌは、熊本県出身として色々な番組に呼んでもらったので、熊本のために恩返ししたいという思いがずっとあったという。いつでも帰ってこられる場所、ただいまと言いたくなる場所になったらいいなどと語った。熊本地震から10年経ったいま、大変だったと話し出せる節目の10年だと思っている。
住所: 熊本県熊本市西区河内町船津2709-2
