きのう、生活用品大手のアイリスオーヤマに備蓄米の随意契約に関する契約書が届き、社長がすぐに決裁を出した。6月2日の販売開始を目標にして、きのう随意契約を結んだ。農林水産省によると、契約を申し込んだ企業は70社にのぼっている。ファミリーマートは備蓄米を1kg400円(税抜き)で販売予定。流通大手のイオンは備蓄米2万tを申し込み、5kg2000円(税抜き)を目安に販売予定。イオンは「6月初旬に全国のイオン店舗での順次販売を予定する」とコメント。ネット通販などを手掛けるLINEヤフーはヤフーショッピングでの販売を予定し、LINEやPayPayなどを経由して購入できるよう検討。政府は2022年産の古古米20万t、2021年産の古古古米10万tを用意していたが、昨夜、農林水産省は2022年産が予定数量に達する見込みとして、すべての受け付けを一時休止した。これまでに大手小売りから申し込みがあった20万tを超える文については、21年産でよいか事業者の意向を確認して販売する。小泉進次郎農林水産大臣は「今まで対象とならなかった中小のスーパー、町のお米屋さんを対象に新たな随意契約を早ければ金曜日に再開したい」と述べた。5kg2000円程度で販売されることになれば、買い占めや転売などの問題が起きると指摘されている。
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