地域内の情報共有に役立つ回覧板。街で今も使うか聞いたところ、若者は「回したことも見たこともない」と話したが、地域によっては今も回覧板を使っているという方も。そんな中、東京都は回覧板・会費徴収のデジタル化費用を全額助成する取り組みを開始。電子回覧板での情報伝達・共通やQRコード決済での町会費徴収などを支援。今年度は試験的に導入し、今月29日が申請期限となっている。デジタル回覧板を導入している町会を取材。豊島区の上池袋町会では紙の回覧板も併用しながら一昨年からLINE公式アカウントを立ち上げて電子回覧板を導入。広報部長の加藤さんは「町会活動自体知らないので、町会を知らない方に正確な情報をいかにして届けるかが大事。町会員以外の方でも回覧板が見られる環境をつくることを一つの目的としてやっている。また、コミュニケーションの一部が紙の回覧板のいいところ」と話した。今回導入される都の助成により、町会費のデジタル徴収が進めやすくなるのでないかと期待していた。
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