神奈川県横浜市にある大型物流施設「Landport横浜杉田」。野村不動産とIHIが共同で開発し、きょうオープンした。地上4階建てで、延床面積は約16万平方メートル。特徴のひとつは、自動化。荷物が届くと、ロボットが荷物を保管用の棚まで自動で運ぶ。珍しいのは、シェアリングサービス。企業は柔軟に倉庫のスペースを確保して、物流コストを抑えられる。災害時には防災拠点となる。津波発生時には、1000人が避難できる。食料品も備蓄している。ネット通販の拡大を背景に、大規模な物流施設は各地で増えていて、10年前と比べると3倍以上になっている。野村不動産は、このような物流施設を今年度46施設とする計画。