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「ミズノエンジン」 のテレビ露出情報

パリ五輪まで残り半年。来週から始まる全日本選手権でシングルスの代表が決まる。選考レースでトップを独走するのが早田ひな。彼女の強さを紐解くと意外な選手の名前が。どういうことなのか、松岡修造さんが迫る。
去年、世界選手権で中国のトップ選手を破り銅メダルを獲得した早田ひなさん。その活躍の理由には意外な人物名が出てきた。早田選手から出てきたのは、テニス界のレジェンド・フェデラーで「動きとフォーム、スイングの美しさと軸がブレない感じ。すべてがシンプルだから無駄がない動きになっていく。(プレーが)やりやすいって思いました」と語る。フェデラーといえば世界一難しいショットを世界一カンタンにやってのけるスタイル。常にリラックス舌状態で力みのない美しいスイング。大事なショットでも軽々と、余計な力が一切入らない。ただ、これはなかなかできることではない。誰にもできないスタイルでグランドスラム優勝20回を誇る。そんな雲の上の存在に近づくため、早田選手ならではのコツがあるという。「スアー」という”ひな語”があり、これは余計な力が入らないために考えた言葉だという。自分の感覚を”ひな語”にすることでフェデラーのプレーを実現させている。”スアー”という言葉にした理由はないそう。もう1つは卓球台の上でやる技術の時に使う言葉”トーマス”がある。”ひな語”が増える度に気づいたことがあるそうで、「できない技術は、昔から教えてもらっている先生が言った言葉をそのまま鵜呑みにして”難しい技術”って自分の思考が勝手になっていたりする。でも実際に本当に難しいのか?と思った時に、いろんなニュアンスの言葉に変えたりして解決するときもある。そういう言葉をどんどん見つけたり当てはめていくことがいまはすごく楽しい」と話す。そして試合では”ひな語”を駆使して結果を出し続け、パリ五輪選考レースを独走。さらにもう1つ成長があったのが去年の世界選手権。現在、世界ランク2位、中国の王芸迪とのメダルをかけた戦い。この試合では得意な形でポイントが取れず苦しい展開に。そんな中、バックハンドで正確な位置を掴むことができるようになっていた。マッチポイントで決めたのも強烈なバックハンド。得意な形を封じられても柔軟に対応。試合の中で変化することがもう一つの成長だった。パリ五輪をどう捉えているか聞くと「”絶対に金メダルを獲りたい”というよりも、”獲るためにどうしていくか”という捉え方になっている。パリ五輪が私を強くしてくれるものに変わってきている」と話した。
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