NPO法人MOTTAIの代表理事を務める菅田悠介さん。大学1年生の夏にカモを自分の手で捕獲・解体・食べるという経験をし、「食べ物にはもともと命があったんだ」と改めて気づいたという。そして、こういった経験を通して「食べ残し=食料廃棄問題」について考える糸口になるのではと思ったそう。菅田さんは罠猟の免許を取り、2020年にNPOを設立。古民家で仲間と共同生活をしながら、生きた鶏を解体するワークショプを開催している。自分の手で命を頂き、自分の手で食べ物にしていく…命と食の尊さを肌で感じる貴重な時間だ。また、廃棄されそうな食材で料理会を行ったりもしている。菅田さんは「食べ物が動物の命であることとか、生産者が時間や手間暇をかけているんだという感覚を知ることによって、食べ残しを“自分ごと化”してもらえる環境づくりができていったらいいのかなと思います」と語った。
住所: 神奈川県小田原市米神247-3
URL: https://www.npo-mottai.org/
URL: https://www.npo-mottai.org/