千葉県市原市にあるNEXCO東日本市原管理事務所。所長の秋山氏は「交通量の増加が懸念されるため十分注意して路上作業をするように」と従業員に話した。この事務所では千葉県内のうち高速道路4路線を管轄していて、総勢32人の隊員が24時間365日高速道路の安全を守っている。この日は思いもよらぬ落とし物があるといい、なんと「スマホを落としてしまった」との連絡が入った。落とし主が「スマホのGPS情報を頼りに探したところ、高速道路上にあるらしい」と話していることが分かった。隊員は落とし主のスマホに連絡をし「コール音を頼りに探す」作戦に出た。しかし落とし主が用心のため電話を止めたとのことで、結局スマホは見つからなかった。どうやらバイクを運転していた際にポケットに入れていたスマホを落としてしまったというのが全容である。しかし高速道路にスマホを落とすケースが増えていることから、特に珍しいことではないという。市原事業所の麻生副所長は「振動などで落とさないよう、出発前にスマホホルダーの固定の確認やポケットにものを入れないようにしていただきたい」と注意を呼び掛けた。