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「NHK札幌放送局」 のテレビ露出情報

2012年、むかわ町穂別で恐竜の骨が発掘され、全身のおよそ8割が見つかった。2017年、初めて全身の形に並べた時は手探りだった。骨の形から体のどの部分なのか目星を付け手作業で並べると、全長およそ8mの姿が浮かび上がり、日本最大級の全身骨格という歴史的大発見となった。ただ未発見やバラバラの部分もあり、正確な生きた姿を知るためにはこれでは不十分だった。カムイサウルスの発掘を行った小林快次さんは、生き物としての姿をより正確に知るためにも骨格の完全復元に挑戦したいと考えてきたそう。そこで2023年に研究者らによる完全復元プロジェクトが始動。カムイサウルスの発見地であるむかわ町穂別で200本以上の骨全ての復元作業が進められていく。今回小林教授とともに復元を進める越前谷宏紀さんは20年以上化石の復元に取り組んできたスペシャリスト。作業はコンピュータ上で行い、骨の形を3Dモデルで再現することで正確な復元を行えるようにする。恐竜の化石は欠けたり変形しているものがほとんどで、これらを1本の骨の形に復元する。復元した骨のデータは3Dプリンタで12時間以上かけて実物大のサイズで出力する。一方で復元の手がかりが全く見つかっていない頭の部分は、カムイサウルスと同じハドロサウルス科の恐竜の骨を参考に復元する。200本以上の骨全てを復元することで生物としての完全な姿を取り戻していく。
化石の復元一筋の越前谷さんがのめり込んだきっかけは学生時代のフィールドワークで、自身も発掘に加わったカムイサウルスの本来の姿を知りたいというのが原動力だそう。復元を 始めて1年以上が経過すると作業は大詰めを迎えていた。この時取り組んでいた尻尾の骨は欠けている骨が多い上に先の部分は全く発掘されておらず、手がかりを求める中で越前谷さんは尻尾の骨が先端に向けて徐々に小さくなる特徴に注目した。コンピュータを使って長さや形状を正確に割り出し、計算結果をもとに骨の1本1本の形を復元する。そして2月13日に復元が完了。頭の構造や骨盤の配置、尻尾の先までその姿が明らかになった。最終工程は埼玉・深谷市の工場で行われ、越前谷さんのデータをもとに実物大のカムイサウルスが作られた。プロジェクト開始から1年半、日本の恐竜の神が完全な骨格で現代に蘇った。
住所: 北海道札幌市中央区大通西1-1
URL: http://www.nhk.or.jp/sapporo/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月31日放送 2:45 - 3:30 NHK総合
北海道スペシャル(北海道スペシャル)
19世紀以降、何度も国境線が引き直されてきた樺太・千島列島。内地からの移住者が開発を進め、1940年には人口40万人に。当時は新聞以外に情報を知る手段がなかったが、日本放送協会がラジオを設立。当時の政府はラジオを利用して国論統一を図る動きを進めていたこともあり、設立は急ピッチで進められた。
かつて樺太に設置された日本放送協会のラジオ局「豊原放送局」。開局目[…続きを読む]

2025年7月30日放送 23:40 - 0:00 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
札幌局から高橋秀和が中継。そこで津波観測された北海道各地の映像が流れた。道内では35万人あまりに避難指示がでたという。

2025年7月25日放送 23:45 - 1:15 NHK総合
今夜も生でさだまさし(まさしは黙ってサッポロ見ーる)
NHK札幌放送局公開スタジオから中継。今回のホワイトボードには札幌の時計台とテレビ塔が描かれた。大人の醍醐味を教えてほしいという18歳女性からのお便りを紹介。さだは油断していたらあっという間に年寄りになるので何かを積み重ねてほしいと話した。ツアー初日に行った知り合いが「半分グレープで半グレ」と言っていたというお便りを紹介。さだは16曲中6曲はグレープなので吉[…続きを読む]

2025年7月9日放送 13:31 - 13:55 NHK総合
列島ニュース福井局 昼のニュース
福井県越前市でバイカモの花が見頃を迎えている。治左川では川底などから地下水が湧き出しているため、1年を通して水温が低く保たれ、水質が綺麗なことで知られている。川では清流でだけ育つと言われるバイカモが群生していて、梅に似た白い花を咲かせている。地元の住民によると、今年は花の数が例年と比べて3割ほど多く、川の水位も十分あり鑑賞しやすいということ。バイカモの花は今[…続きを読む]

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