2025年5月18日放送 4:30 - 4:58 NHK総合

NHK地域局発
北海道道 恐竜の“真の姿”を求めて カムイサウルス完全復元

出演者
小林快次 
(オープニング)
今回は

カムイサウルスの完全復元プロジェクトに密着した。

キーワード
カムイサウルス
オープニング

オープニング映像。

ゲスト紹介

ゲストを紹介した。

キーワード
カムイサウルス北海道大学
完全復元プロジェクトとは/復元で明らかになること

北海道大学とNHK札幌放送局の共同プロジェクトとして作られたカムイサウルスの完全復元。今までわからなかった不確定なことが分かってくるという。200以上ある骨を最新技術を使って直していった。

キーワード
NHK札幌放送局カムイサウルス北海道大学
恐竜の“真の姿”を求めて カムイサウルス完全復元
カムイサウルス完全復元プロジェクトに密着

2012年、むかわ町穂別で恐竜の骨が発掘され、全身のおよそ8割が見つかった。2017年、初めて全身の形に並べた時は手探りだった。骨の形から体のどの部分なのか目星を付け手作業で並べると、全長およそ8mの姿が浮かび上がり、日本最大級の全身骨格という歴史的大発見となった。ただ未発見やバラバラの部分もあり、正確な生きた姿を知るためにはこれでは不十分だった。カムイサウルスの発掘を行った小林快次さんは、生き物としての姿をより正確に知るためにも骨格の完全復元に挑戦したいと考えてきたそう。そこで2023年に研究者らによる完全復元プロジェクトが始動。カムイサウルスの発見地であるむかわ町穂別で200本以上の骨全ての復元作業が進められていく。今回小林教授とともに復元を進める越前谷宏紀さんは20年以上化石の復元に取り組んできたスペシャリスト。作業はコンピュータ上で行い、骨の形を3Dモデルで再現することで正確な復元を行えるようにする。恐竜の化石は欠けたり変形しているものがほとんどで、これらを1本の骨の形に復元する。復元した骨のデータは3Dプリンタで12時間以上かけて実物大のサイズで出力する。一方で復元の手がかりが全く見つかっていない頭の部分は、カムイサウルスと同じハドロサウルス科の恐竜の骨を参考に復元する。200本以上の骨全てを復元することで生物としての完全な姿を取り戻していく。

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カムイサウルス穂別(北海道)

化石の復元一筋の越前谷さんがのめり込んだきっかけは学生時代のフィールドワークで、自身も発掘に加わったカムイサウルスの本来の姿を知りたいというのが原動力だそう。復元を 始めて1年以上が経過すると作業は大詰めを迎えていた。この時取り組んでいた尻尾の骨は欠けている骨が多い上に先の部分は全く発掘されておらず、手がかりを求める中で越前谷さんは尻尾の骨が先端に向けて徐々に小さくなる特徴に注目した。コンピュータを使って長さや形状を正確に割り出し、計算結果をもとに骨の1本1本の形を復元する。そして2月13日に復元が完了。頭の構造や骨盤の配置、尻尾の先までその姿が明らかになった。最終工程は埼玉・深谷市の工場で行われ、越前谷さんのデータをもとに実物大のカムイサウルスが作られた。プロジェクト開始から1年半、日本の恐竜の神が完全な骨格で現代に蘇った。

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NHK札幌放送局カムイサウルス深谷市(埼玉)
復元で明らかになったこと

小林教授は復元によって今後研究が進むと思われるが、カギは前あしで、二足でも四足でも動いていたのではないかなどと話した。

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カムイサウルス
今後進む研究

今後は筋肉を復元することで体の動きなどの研究が進むのではないかとのこと。

(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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