「よみがえる新日本紀行」から新潟県山古志の闘牛について紹介。約1000年の歴史があり、昭和の中頃に中止されたがそれが復活し盛り上がっていた昭和51年の様子。75歳の川上梅吉さんは闘牛では村一番のお年寄りで一日は全て牛中心に動いていた。川上さんの牛の名は「角蔵」。もう1つの楽しみは錦鯉の養殖。山古志は錦鯉発祥の村でもある。農家が錦鯉の養殖に走ったことが闘牛が廃れた要因でもあった。山古志の闘牛は神に捧げる神事であり、神社の前には必ず闘牛場があった。川上さんの今度の相手は小結クラスの民嵐。林の中の闘牛場は県の補助金で完成したもの。角蔵と民嵐の闘いは角蔵が勝利した。
元々農耕用の牛を闘わせていたため、ケガがないようにするのが重要だった。闘牛は山古志で5月から11月まで月2回行われていた。47年後の山古志を取材した。国の重要無形民俗文化財にも選ばれている山古志の闘牛は、現在4月から11月まで年12回開催されている。闘牛のまとめ役、松井富栄さんの合図で牛が引き離される。引き分けで決着するのが伝統。松井さんは「この地域には『お互いっこ』という、相手がいて自分も生きる文化がある」などと話す。19年前、2004年10月に発生した新潟県中越地震。壊滅的な被害によって70頭いた闘牛の半数近くが犠牲になった。3年後に闘牛が復活。以来牛は共同飼育されている。松井さんは50頭の世話を1人で引き受けている。牛にはオーナーがおり、毎日様子を見に来る人や市外の人もいるそう。「よみがえる新日本紀行」は11月2日土曜、BSプレミアム4Kで放送する。
元々農耕用の牛を闘わせていたため、ケガがないようにするのが重要だった。闘牛は山古志で5月から11月まで月2回行われていた。47年後の山古志を取材した。国の重要無形民俗文化財にも選ばれている山古志の闘牛は、現在4月から11月まで年12回開催されている。闘牛のまとめ役、松井富栄さんの合図で牛が引き離される。引き分けで決着するのが伝統。松井さんは「この地域には『お互いっこ』という、相手がいて自分も生きる文化がある」などと話す。19年前、2004年10月に発生した新潟県中越地震。壊滅的な被害によって70頭いた闘牛の半数近くが犠牲になった。3年後に闘牛が復活。以来牛は共同飼育されている。松井さんは50頭の世話を1人で引き受けている。牛にはオーナーがおり、毎日様子を見に来る人や市外の人もいるそう。「よみがえる新日本紀行」は11月2日土曜、BSプレミアム4Kで放送する。
住所: 島根県松江市灘町1-21
URL: http://www.nhk.or.jp/matsue/
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