「NHK海外たすけあい」は日本赤十字社を通じて海外で支援を必要とする人々のために役立てられている。昨年度の内訳は紛争にともなう難民・避難民などへの対応に34%、頻発・激甚化する災害への対応に31%、人々のレジリエンスを高めるための取り組みに29%など。戦闘開始から約2年、死者は6万9000人を超えるパレスチナ・ガザ地区では大規模な物資の配給やインフラの修理、医療施設の運営に役立てられている。紛争や大地震、気候変動による間伐・洪水に苦しむアフガニスタンでは、太陽光パネルでポンプを動かす井戸が10か所に作られ4000世帯が安全な水を使えるようになった。
