熊本県から、極限まで細く紙を切ることで糸のような雰囲気になるのアート作品を紹介。作者は自閉症の藤岡祐機さん。6歳の頃からチラシやポスターなどの紙を切ってアートのようにしていたといい、25年に渡る作品も両親は保存していて、作品の特徴と成長する姿を母・浩子さんは記録していった。毎晩紙を切る前には家族での散歩を行っていて、夜になると紙を切り始めるのだという。祐機さんの作品は紙を使った作品の1つとして中学校の美術の教科書にも掲載され、光村図書出版の担当者は紙の可能性をそのまま広げるような作品であり、紙のページであれば魅力がより生徒たちに伝わるのではないかと話していた。今月から全国の児童が目にするといい、教科書に載ることは名誉なことと浩子さんは話している。