さつまいもの収穫に合わせ、県内の蔵元では芋焼酎の仕込みが最盛期を迎えている。木おけで仕込んだ芋焼酎「野海棠」を作る薩摩川内市の祁答院蒸留所では先月から仕込みが始まった。まず杜氏が蒸した米に麹菌を混ぜて「米こうじ」を作り、木おけ米こうじに水と酵母を加えて1週間おき、蒸したさつまいもを加えて別の木おけで発行させる。最終段階では木だるの蒸留器などで約2時間かけて原酒を取り出した。木おけで発酵し木だるで蒸留することによってすっきり飲めると杜氏は話した。仕込みは来年2月頃まで続き、原酒は敷地内の洞窟で数か月ほど寝かせてから出荷するという。
住所: 鹿児島県鹿児島市本港新町4-6
URL: http://www.nhk.or.jp/kagoshima/
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