宮城佳代子さんは創部わずか4年で兵庫県大会2連覇を果たしたバスケットボールクラブチームNorth Waveを率いている。佳代子さんは大学までバスケットボール部でプレーしていた。佳代子さんは誰よりも早く起床し、子どもの弁当作り。さらに、大量の洗濯物を処理。8人分の朝食を作り、五男と三女を保育園へ。その後、息をつく暇もなく仕事。佳代子さんは週5日電子機器を作る工場で働いている。仕事を終え、保育園へ迎えに行き、練習前に夕食の準備。その後、コインランドリーで洗濯をし、10人分の食材を買い出し。買い物を終えると、指導するクラブの練習場へ向かう。North Waveの部員は女子15人。練習は毎日。佳代子さん自らチームを立ち上げ、ボランティアで指導にあたっている。チームのキャプテンでエースが次女・美海さん。美海さんは4月から親元を離れて寮生活。母の元でバスケをするのは最後。美海さんは「最高のプレゼントがまだできていない。母を日本一にしたい」と話した。