昨日、衆議院で健康保険法などの改正案が可決された。改正案にはOTC類似薬の薬剤費の25%を患者の追加負担とすることなどが盛り込まれた。追加負担の対象は約1100品目で、がんや難病患者などには負担を求めない方針。改正案には他にも基本的な分娩費用の全額を公的な医療保険でまかなう出産費用の無償化も盛り込まれている。改正案は今後参議院で審議される。一方、財政制度等審議会で財務省は、世代による自己負担割合の不公平感を是正し、現役世代の保険料負担を軽減するため、70歳以上の窓口負担を原則3割とすべきと提言した。高齢者の負担見直しについては今年度中に具体的な制度設計を行う予定で、財務省は原則3割負担の実現に向けた制度改革の工程表を作成するべきとしている。
