産業用基板モジュールの製造で国内トップクラスの技術を誇るアバールデータ。基板モジュールは使われる装置に合わせて設計・製造される。装置の高性能化によって部品点数も増加、それらをつなぐ複雑な廃線を安定的かつ効率よく配置する必要があるため、16の層を使って最適な場所に配線する設計を考えていく。16の層を重ね合わせると設計が完成。続いて工場に送られて実際の基板を作り上げる。こちらの工場では多くの工程で自動ロボットを使って作業の効率化を図っている。設計から組み立てまで一貫して行うことで少量多品種で高性能な製品をスピード感をもって製造できる。
アバールデータは1959年、東京・目黒に誕生。会社の成長のきっかけは1970年代に起きたマイコンブーム。プログラムをメモリに書き込む装置は当時は海外製しかなくて非常に高価だった。メモリにプログラムを書き込む機械を作ると従来にない低価格機種としてヒット。2008年、リーマンショックが軌道に乗った会社をピンチに陥れた。顧客から注文が入らず工場を休業した。需要と供給の波が激しい世界で柔軟に対応できる技術を社員全員で話し合って危機を乗り越えたという。
アバールデータは1959年、東京・目黒に誕生。会社の成長のきっかけは1970年代に起きたマイコンブーム。プログラムをメモリに書き込む装置は当時は海外製しかなくて非常に高価だった。メモリにプログラムを書き込む機械を作ると従来にない低価格機種としてヒット。2008年、リーマンショックが軌道に乗った会社をピンチに陥れた。顧客から注文が入らず工場を休業した。需要と供給の波が激しい世界で柔軟に対応できる技術を社員全員で話し合って危機を乗り越えたという。
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