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「PPPD」 のテレビ露出情報

再現VTRが終わり、予想される病名をフリップに書いて発表。藤井隆はスマホっ首(ストレートネック)、松本明子はうつ病、上野は不整脈、伊東は更年期障害、神田はパーキンソン病と予想した。うつ病はストレスなどが引き金となり、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不足することなどが原因で起きる病気。気分の落ち込み・食欲の低下・倦怠感・めまいなどの症状が現れる。上野は神経に異常が見つからない点が不整脈で説明がつくと考えた。更年期障害は閉経前後の時期に女性ホルモンが低下することが原因で起きる病態。めまい・動悸・発汗・倦怠感などの症状が現れる。パーキンソン病は運動調節を担う神経伝達物質ドーパミンが不足することで発症する進行性の病気。ふらつき・手足の震え・歩行障害などの症状が現れる。
ここまでに候補にあがった病名を1つずつ検証していった。スマホっ首(頸性めまい)、パーキンソン病、更年期障害、BPPVが候補から消え、不整脈、鉄欠乏性貧血、甲状腺機能亢進症、うつ病の4つが残った。心電図に異常はなく不整脈も消えた。血液検査で調べたヘモグロビンと甲状腺ホルモンの値も正常で、貧血でも甲状腺機能亢進症でもなかった。残るうつ病の可能性を探ったが、うつ病の典型的な症状は出ていなかった。
研修医たちから病名があがらなくなったので、三澤医師が正解は「PPPD」(トリプルピーディー・持続性知覚性姿勢誘発めまい)と発表した。慢性的なめまいを起こす病気で、強いめまいを起こした後に発症するとされる。強いめまいの経験を恐怖と感じた脳が過剰に視覚や姿勢の情報を集めてしまうことが原因でめまいが起きる。今回の患者は夫からのストレスや更年期の影響で心身ともに不安定だった。4カ月前に起きた強いめまいが恐怖の記憶として残り、視覚情報が原因となって慢性的なめまいを起こしていた。PPPDは診断基準が策定されたのが2017年と最近だが、珍しい病気ではないという。過敏になっている状況を緩めるための飲み薬、認知行動療法という心理療法で治療する。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年12月4日放送 19:30 - 20:15 NHK総合
総合診療医ドクターG NEXT(総合診療医ドクターG NEXT)
この病気の原因はストレス、医師の指導もあり、夫は態度を改めるようになったことで気持ちも前向きになった。

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