今回、独自のAI機能、アップルインテリジェンスで巻き返しを図りたいiPhone。中国の通信大手ファーウェイの新型スマホ「MateXT」は世界初となる3つ折りのスマホ。屏風のように開くと、10.2インチというタブレット端末と同じような大きさになり、かつ世界でもっとも薄いとしている。こちらもAI機能が搭載され、ニュース記事のまとめ、翻訳、スピーチ原稿執筆、画像の修正などが簡単にできる。価格は日本円で40万円からと高額だが、予約はすでに400万件を突破していて、デフレ下の中国でも一際注目を集めている。出荷台数で世界トップの韓国サムスンは7月に2つの新機種「ギャラクシーZシリーズ」を発売し、AIでのリアルタイム通訳機能やメールの自動作成の機能を搭載。グーグルの最新シリーズ「ピクセル9」もAIを使った画像や動画の処理性能を向上させている。これらに比べ、今回の新型iPhoneの機能は、想定の範囲内にとどまったとされるが、スマホのゲームチェンジャーになる可能性もあるよう。内蔵されているA18チップはiPhone15のチップに比べ性能が最大30%向上するなどハイエンドのパソコンにも匹敵する力を持っているとされる。今後ユーザーに全く新しい使い心地をもたらす可能性もあると指摘もされている。