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「R・グレゴリー・クリスティ」 のテレビ露出情報

作家・クレヨンハウス主宰である落合恵子が「君に居場所はありますか?」をテーマに講演を実施。落合はかつて体験した大事な思い出は、本人にとってどれだけ時間が経過しても還ってこられる場所であるのだと語った。落合は自分の居場所というものはたくさんあるもので、母を介護してきた7年間の思い出は今なお自分にとって大切であるとし、母とのエピソードを紹介した。落合はギリギリまで自分を追い詰めてしまった子どもたちに伝えたい言葉を著書に記しているとして音読して紹介。落合は自分たちが子どもたちにできるのは過去の体験と、子どもたちがまだ体験していないことを踏まえて考えてあげることなどと語った。
落合は在宅で母を7年間介護しようと思った理由は母自身が苦労した人物であったためであり、最期のときに母が自分の人生は良かったのだと思ってくれることが娘の自分にとって最高に嬉しいことなのだなどと説いた。落合は記憶の還る場所、今の居場所が両方ある大人でありたいと思うものであり、子どもの本屋を運営して多くの人々と出会い、いまこそ自分で絵本を作りたいと抱いたのだなどと明かした。
落合は一つの本「ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯/著:ヴォーンダ・ミショー・ネルソン、絵:R・グレゴリー・クリスティ、訳:原田勝(あすなろ書房)」を紹介し、アフリカ系アメリカ人が書いた本やアフリカ系アメリカ人に読んでほしい本を集めた一件の本屋を取り扱った書物であり、その本屋を作ったルイス・ミショーがその本屋をたたまなければならなくなった時、本屋で医学書を親に買ってもらった経験から医師となった男性と出会い、ルイスが自分の人生にはなにか意味があったのだと噛みしめることができたなどと伝えた。落合は自分も本屋運営を通して様々な出会いがあり、それを書き残していくうちに著書ができ、そういう出会いが何よりも嬉しいなどと説いた。

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