おにぎり専門店が今年、東京で25店舗オープンしている。東京人形町に7月にオープンしたおにぎり専門店のTARO TOKYO ONIGIRI 人形町ファクトリーでは自家製ローストビーフやホタテ塩麹バターなどが15種類のおにぎりがある。のりは別添えでパリッとした食感を残している。お店を経営する小原田さんは27歳で東京大学大学院を卒業し大手IT企業に就職したがおにぎりのために会社を退職した。きっかけは大学の先輩からの一言でおにぎりに世界一にならないかと言われたという。今後の目標は海外に70店舗、国内に30店舗のグルーバルチェーンを目指している。
東京・田町に8月にオープンした米農園は午前8時に開店とともに近隣で働く会社員たちが訪れる。おにぎりは1つ150gとお茶碗一杯分である。人気は自家製にくそぼろと豚汁セットである。会社員をやめておにぎりの世界に入った店主の福田さんは専門店のおにぎりに感動し戸越屋で1年間修行した。貯金800万円でお店を開業した。居抜き物件で椅子やカウンターなど使えるものはそのまま使い改装しおにぎりを36種類に充実させている。