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「Roxanne’s Revenge」 のテレビ露出情報

DJ YANATAKEがBEEFについて解説。HIPHOPにおけるBEEFとは、いざこざが起きた時にお互いの悪口を曲にしたり、それをまた曲で返したりすること。BEEFという呼称の由来は、1984年にアメリカのファストフードメーカーが比較広告のCMを出し、他のハンバーガーチェーンに喧嘩を売ったことに由来する。BEEFの一番最初は、1908年代初頭、Busy BeeとKool Moe Deeどっちの方がパーティーを盛り上げられるかという勝負。いつものスタイルで盛り上げるBusy Beeに対し、Kool Moe Deeはそれまでになかたった相手を攻撃するスタイルで会場を沸かせた。このパーティーの模様は録音されており、カセットテープにダビングされ全米中に知れ渡る伝説のパーティーとなったという。1984年には「The Roxanne Wars」というBEEFの大きな事件が。UTFOのヒット曲「Roxanne,Roxanne」の内容に腹を立てたRoxanne Shanteがアンサーソング「Roxanne’s Revenge」を発表する。1985年に起きたのは「The Bridge Battle」。MC Shanの楽曲「The Bridge」の内容に腹を立てたKRS-Oneがデモを作成し、Kool DJ Red Alertに渡すことに成功。ラジオで何度もオンエアされる結果となった。一方MC Shanの「The Bridge」はMr.MagicというDJが番組でかけて盛り上がっており、背景にはラジオ局同士の争いがあったという。今のようにインターネットを通してのBEEFではないので一回一回の争いに時間がかかっており、このバトルは2年から3年続いたという。KRS-One側のBoogie Down Productionsのメンバーがある事件で亡くなってしまうということもあり、争っているだけではダメだろうということで「The Bridge Is Over」という曲を発表。このバトルは終焉を迎えた。KRS-Oneはこのバトルを通し、“STOP THE VIOLENCE MOVEMENT”を呼びかけた。

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