大和証券キャピタルマーケッツアメリカのシュナイダー恵子さんは「今週は後半にアップル・アマゾンの決算、雇用統計と、重要イベントが続きます。S&P500の次のめどは2022年3月高値の4631ポイントとされています。先週、パウエル議長は、『FRBのスタッフはもはや景気後退を予測していない』と発言し、インフレ指標に順調に低下しています。FRBの2大目標は、物価の安定と雇用の最大化で、市場では、FRBは大胆な金融政策でコロナによる経済の混乱をほぼ乗り切ったと評価する声も聞かれています。株価を決めるS&P業績は、現在決算発表のピークで、4-6月期の9.2%減益で底を打ち、回復へと予想されています。グーグルやメタの広告収入が予想を大幅に超過するなどが目立ちます」などと話した。