ふるさと納税の大手サイトでは、体験型や旅行関連の返礼品の数が今年度はすでに2022年度の1.3倍になっている。新型コロナの影響がやわらじ旅行需要が増加したためとしている。ふるさと納税をめぐっては10月から「経費5割以下」の基準を厳格化され、寄附金額の値上げなどで還元率を下げる動きも出るとみられている。そうした中、体験型や旅行関連の返礼品がさらに増える見通し。具体的には、温泉施設の入浴券やゴルフ場利用権、遊園地などの入場券などがある。この動きについてふるさと納税サイトを運営する会社によると「実際に地域へ足を運んでもらうことでふるさと納税以外の経済効果もあり取り入れる自治体も増えてくるのでは」としている。