- 出演者
- 寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像。
任期満了に伴う東京都知事選挙がきょう告示された。立候補したのは過去最多の56人に上る。これにより発生したのが選挙ポスターの掲示板の枠が不足するという事態。ポスターを貼れなくなった候補者に支給されたのはクリアファイルだった。実際に都庁近くの掲示板で掲示を行った候補者は記者団から耐久性について問われると「ほかの候補者と比べて不平等だと思う」などと話していた。枠が足りなくなるのではないかという懸念は告示の前からあった。今回異例の対応となったことについて都の選挙管理委員会は「49番以降の候補には手間をかけてしまうが許容範囲の対応だと判断した。事前の準備の検討が足りなかったのではないかという指摘は受け止めたい」などと説明している。
東京都知事選の立候補者を届け出順に紹介した。
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街頭演説を行っている候補者の一部を紹介。小池百合子氏は「大目標は世界で一番の都市 東京の確率」などと話し、石丸候補は「私達が動いていく必要がある」などと語っている。国政政党は自民を始め4つの党が小池氏を自主的に支援し、立憲など3つの党は蓮舫氏を支援。その他の正統派支援をしない、もしくは自主投票としている。
過去最多の立候補者数となった今回の都知事選。用意された掲示板の枠は、48人分だった。東京都選挙管理委員会は、届け出順で49番以降の候補者には、クリアファイルを支給し、掲示板の上下左右に画鋲などで取り付け、その上にポスターを貼るようにする。都選管は、こうした対応は極めて異例で、制度の許容範囲だなどとしている。地方政治に詳しい専門家は、当選だけが目的ではなく、知名度を上げて、収入やビジネスにつなげようという側面もあるのではないかと指摘している。当選以外の目的で、政見放送などを利用させないルール作りが必要だとしている。中村は、選挙の争点について、小池知事の2期8年にわたる都政運営の評価が最大の争点となる見通しだなどと話した。小池知事は、2016年の選挙で、待機児童などの7つのゼロに取り組むことを公約に掲げ、ペット殺処分は0を達成し、待機児童も実質的に解消したとしている。介護離職は1.8倍に増えるなどしている。4年前の選挙では、東京大改革2.0を公約に掲げ、都の出生率2.07を目指すとしていたが、去年は0.99となり、全国で最低となった。選挙戦では、今後の少子化対策や子育て支援のあり方、明治神宮外苑の再開発などをめぐって議論が行われる見通しだ。小池知事は、少子化対策などとして、保育料無償化を第1子にも拡大することなどを訴えている。石丸伸二氏は、AIを活用して、効率的に民意を集約し、利権政治から脱却することなどを訴えている。清水国明氏は、災害対策を強化するため、近隣自治体と連携した2次避難先の確保などを訴えている。田母神俊雄氏は、日本人としての自信と誇りを持たせる教育の実施などを掲げている。蓮舫氏は、少子化対策では、若者の手取りを増やすことが重要だとして、都の契約企業に従業員の待遇改善を求めることなどを訴えている。
わがまちスター。今日は生きた芸術と言われる盆栽に魅せられたスターをご紹介する。自らを盆栽オタクと名乗る大学生の男性が盆栽の魅力を地域、そして世界に発信しようと奮闘している。盆栽の魅力を発信している動画は登録者数は1万超え。ジャパニーズボンサイを知ってもらおうと20か国以上の言語の字幕もつけられている。みずからの技術習得だけではなく盆栽の技術や魅力を広げたいと松澤は考えている。それは盆栽技術を伝える動画の発信。出演は矢島、そして撮影編集は松澤と二人三脚で行っている。これまで制作した動画は2年間で1000本以上。各国の字幕を付けている動画のコメント欄には海外からも多くの感想や質問が寄せられている。実際、動画配信の効果は高く、海外の盆栽ファンが農園に訪れている。松澤と矢島は後世を担う盆栽職人が1人でも増えてくれればと発信を続けている。
将棋の八大タイトルの1つ、叡王戦の最終局が甲府市で行われ藤井聡太八冠が挑戦者の伊藤匠七段に敗れた。藤井八冠は叡王のタイトルを失い去年10月以来続いていた八大タイトル独占が崩れ七冠となった。
東京、上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが今月23日に3歳の誕生日を迎える。成長した2頭を見ようと大勢の来園者が訪れていた。双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイは3年前に生まれたときは120グラムほどだったが今では80キロ余りにまで成長した。野生のジャイアントパンダは単独で生活することや大きくなってじゃれ合ったときにけがをするリスクもあることから、2頭はことし4月から別々の場所で展示されている。シャオシャオが時折、立ち上がるような動きを見せると歓声が上がった。一方、レイレイは木の下で眠っていた。
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮が神社本庁から今月離脱し、記者会見で組織の運営が独善的な状況だと受け止められているなどと主張した。神社本庁は全国の神社のおよそ95%にあたる7万8000社余りを包括する宗教法人で、鶴岡八幡宮は昭和21年に神社本庁が設立された当初から包括関係にあったが、今年3月から離脱に向けた手続きを進め、今月、正式に離脱したという。きょう、背景や経緯について記者会見を開いた吉田茂穗宮司は神社本庁の人事など組織の運営について恣意的、独善的な状況が見られると受け止められていると述べ、神社本庁を代表する統理をないがしろにしていると指摘した。会見では吉田宮司が宮司を兼任している市内の白旗神社と荏柄天神社についても神社本庁から離脱したことが明らかにされた。
今日は世界難民の日だ。都内の商業施設では難民を巡る現状を広く知ってもらい支援につなげようと難民などをテーマにした本が紹介されている。UNHCR・国連難民高等弁務官事務所によると世界の難民や避難民はことし4月末までに1億2000万を超えたと見られその数は日本の人口に匹敵する規模。そうした中、UNHCRの駐日事務所が企画した東京世田谷区の商業施設にある特設コーナーにはおよそ40冊の本が並んでいる。紛争や迫害によってふるさとを追われた人々に思いをはせてほしいと企画された。中には難民の子どもたちが自身の経験をもとに描いた絵が使われている本や、ミャンマーで迫害を受けたイスラム教徒の少数派、ロヒンギャの男の子が主人公の絵本も並んでいた。また今回の特設コーナーで紹介されている小説、やさしい猫の作者・中島京子さんも訪れていた。
新潟県三条市にあるアウトドア用品メーカー、スノーピークは臨時の株主総会で株式併合などの議案が承認され来月9日に東証プライム市場への上場が廃止される見通しになった。新型コロナの感染拡大で高まったキャンプ需要が一巡して売り上げが減少した中、経営の自由度を高めて事業構造の転換を図るため非上場を目指し株式の公開買い付けを進めていた。会社によると現在の経営陣は原則、今後も経営にあたるほか従業員の雇用も維持されるということで米国や中国への海外展開や新規事業などを進めたい考え。
横浜市民防災センターから中継。これからは水の災害が増える季節で水害を体験できる場所にやって来た。太田さんは「浸水する前に避難することが大切である。水が濁っていると足元のマンホールや障害物・排水溝が見えなくなって大変危険な状態になる」などと話した。後ろにドアがあるが建物の中にいる状態、そしてドアの外側は30センチほど水が増水している場面が想定されている。このドアを押して開けることはできるのかというものだが実際にやってみるとかなり力を入れても水が少し出る程度でドアが開かないという。
全国の気象情報を伝えた。
この後のニュースに関するエンディングトーク。寺門アナが「都知事選の立候補者が最多の56人になる」などと話すと江原アナが「この後のニュース7では九州南部で線状降水帯発生の恐れなどについてお伝えする」などと話した。