外国為替市場の円相場は一時1ドル160円80銭台を付け161円に迫った。米国で利下げが遅れるとの見方が強まり、日米の金利差拡大がいっそう意識されている。円相場を巡っては4月末に160円台に突入した後、政府日銀が円買い介入に踏み切ったとみられ、再び160円台をつけたことで市場では介入への警戒感が強まっている。鈴木財務大臣は「必要に応じて必要な対応をとってまいります」と話した。市場関係者からは節目の160円突破で円安は止まりにくくなっていてペース次第で介入の可能性は高まるとの見方が出ている。
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