きのう、韓国の総選挙が行われメディアの出口調査では野党が圧勝と予測。韓国の地上波テレビ3社が行った出口調査をもとに、SBSテレビが情勢分析を行った結果、与党「国民の力」は85から100議席にとどまり第一党とはならない予測。一方、最大野党「共に民主党」は183議席から197議席の予測で大幅に議席を増やして圧勝し単独過半数を維持する見通し。与党が目指していた、いわゆる「ねじれ国会」の解消は達成されない公算が高まっている。今回、台風の目として注目されていたチョ・グク元法相が率いる「祖国革新党」は12議席から14議席となる予測。チョ・グク氏は最大野党と協力する姿勢で、両党で尹錫悦大統領の弾劾訴追も可能な定数の3分の2(200議席)を超える可能性も出ている。ただ与野党が接戦する地域も多く大勢の判明はきょう午前の見通し。