きのう千葉市の幕張メッセで行われたのはペダルのない地面を蹴って進む子供用ランニングバイク「ストライダー」の国内最大級の大会。参加者は2歳～6歳の約600人。年齢別でレースを行いトップを競う。急カーブやアップダウンもある130mのコースではバランスを崩し転倒するキッズライダーが続出。途中で泣き出しリタイアしてしまう子も。スピードを出す脚力やバランス感覚だけでなく最後まで走り切るガッツも試される。今回初参加するのが2歳のえりさちゃん。ストライダー歴は約1カ月。普段は泣き虫だというが、実際に出走前に既に泣き顔。親子で緊張する中、スタートの瞬間が。スタートで大きく出遅れてしまったえりさちゃん。お母さんは応援のためダッシュ。えりさちゃんは大きく引き離されながらも会場スタッフの助けも借りて少しずつ前へ。他の選手は既にゴールしているが最後まで走りきった。えりさちゃんは泣かなかったが、お母さんが泣いてしまった。一方で3歳のレースに参加したストライダー歴1年のいっしんくんは華麗な走りを披露。アップダウンやカーブでも華麗にバランスを取りながらリードを広げ優勝を果たした。