今回の参院選に関連する動画の再生数は17億5000万回(選挙ドットコム調べ選挙期間中のYouTube再生数)。投票日にNHKが「参院選で投票で参考にしたメディア」について出口調査したところテレビが27%、SNS・動画投稿サイトが27%、新聞が20%、ニュースのサイトやアプリが15%、この中にはないが10%だった。選挙情報サイト運営会社の社長は「17億の再生回数は想像以上」と話す。動画の発信は政党・候補者が約1割、そのほかが約9割だった。政党・候補者以外の内訳でもっとも多かったのが切り抜き系の42%。真偽不明の情報や誹謗中傷などもあり課題となっている。今回、候補者・政党が力を入れたのがネット広告。政党によるネット広告の表示回数は2億3000万回以上(データ提供:オロ/Semrush)。なかでも人気の手法はターゲティング広告。東京大学・牧原出教授は「ネットとともに選挙を行い投票所に行くよりよい方向に変えていくことが大事」という。
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