10日、米・カリフォルニア州で行なわれた開発者会議。アップルが発表したのが生成AIを使ったアップルインテリジェンス。アップルインテリジェンスではメールやメモアプリの長い文章の要約や添削を行ったり、優先度の高い文言を含む通知を上位に表示したりすることが可能。撮影した写真をもとにしたイラストの生成も可能。音声アシスタントSiriでは端末内から見つけた情報と実際の運航状況を照らし合わせて回答。さらにChatGPTを手掛けるオープンAIとの提携を発表。ChatGPTの機能をSiriに導入しChatGPTの回答の方が優れていると判断した場合は利用者の同意を得た上でChatGPTの知識を回答する。これらが実際に使えるようになるのは秋から来年にかけて。発表内容は事前の予想を超えるものに乏しくアップル株価(10日)は前週比↓1.91%。