デュアルモーグルで勝敗を左右するというスピード。堀島行真選手の大きな強みとなるのが、「エアの5~6コブ手前から減速動作が入ってくるが、堀島選手はそれが結構ギリギリまでコントロールできる。エアの3コブ前ぐらいで減速動作を行うと思う」とのこと。今回の五輪に出場した選手と堀島選手の滑りを比較すると、堀島選手が先にエアに到達しジャンプ、堀島選手の法が約0.5秒速いことがわかる。堀島選手がこの武器を手にしたのには、あるきっかけがあったという。去年行われたデュアルモーグルの世界選手権で、堀島選手はレース中に転倒し左膝の靱帯を傷めた。懸命なリハビリを経て練習を再開した堀島選手は、その過程で肉体改造に着手。けがから5か月でデッドリフトの記録を30kg伸ばすなど、筋力の強化に成功した。さらに堀島選手が夏場に練習を行うノルウェーの屋内スキー場「SNO」では、スタッフの協力を得て斜面に堀島選手専用のコブを作成。着々と進めてきたスピード面の強化。堀島選手は支えてくれたスキー場のカスパルさんに、強い決意を明かしていた。そして日本時間きょう午後6時半から始まった男子デュアルモーグル。相手選手がコースアウトしたため、堀島選手は準々決勝進出。その後、1勝し迎えた準決勝、堀島選手が決勝進出。一方、もう1人の日本選手・島川拓也選手も4位となった。そして堀島選手の決勝は、キングズベリー選手に敗れ銀メダルを獲得。
