TVでた蔵トップ>> キーワード

「Standedge Tunnel」 のテレビ露出情報

鉄道模型の甲子園とも言われている大会に日本一を目指して奮闘した都内の高校生を追った。白梅学園清修中高一貫部は夏休み真っただ中、鉄道模型デザイン班が活動していた。大会に臨んだのは高校2年生の女子生徒。メンバーは小物類や人物などパーツごとに担当が分かれている。みんな、さぞかし鉄道が好きなのかと思いきや実はそうでもないのだという。しかしこのように鉄道に関心がないことが彼女たちの大きな強みで、独創性やストーリー性で勝負をしている。これが白梅清修の伝統的なスタイルで、3年前に日本一になるなど高校の鉄道模型界では一目置かれる存在。しかし、ここ2年は連続して2位にとどまっている。部長の石井は2年前から出場しており、悔しさを晴らしたいとメンバーを引っ張ってきた。今回のテーマは岐阜の名所。みんなで行ってみたい場所としてメンバーの意見が一致した。現地に足を運ぶことはできないため写真や動画などを見てイメージを膨らませた。日本一に向けて力を入れたのは細かい部分の描写。人物の制作は1センチほどの人型の模型につまようじを使って風景に合った特徴を出していく。朝市では出店だけでなく並べられる商品の完成度にまでこだわった。またリアルさを追い求めて本物の植物も取り入れた。それでも部長の石井からは容赦ないだめ出しが、石井のこだわりも半端ではない。太陽の位置を想定して木の大きさや配置を考えた。白梅清修のジオラマは制作期間およそ4か月で完成。作品名は「「ようきてくれんさった」垣間見る岐阜」。それぞれの場所からかいま見る風景を大切にした。トンネルから見える橋には作品の原点となるみんなで乗りたかった飛騨のレールマウンテンバイク。川に浮かぶのは大垣のたらい舟に橋のたもとには葉が生い茂った柳の木も。コンテストは8月2日から3日間開催され全国から176校が参加。鉄道のある風景で細部まで精巧にできているか、ストーリー性や創意工夫などが審査の対象となる。鉄道模型の甲子園だけあって力作ぞろい。おととし、去年と2連覇中の学校の作品はイギリス北部の運河などを再現した。大阪の高校は1970年の大阪万博と現在を表現。こちらはクリスマスの楽しそうな町並みがテーマ。白梅清修の作品には多くの人が訪れ注目を集めていた。最終日、いよいよ結果発表。白梅清修はみごと3年ぶりに日本一の座を奪還した。スタジオに日本一の模型が登場。11月にはドイツで世界大会が開催され白梅清修は日本代表として出場するという。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.