総裁選の前倒しについて。JNNのアンケートでは回答219人中137人が態度を示さなかった。朝日新聞の調査では回答者の8割が賛否を示していない。林さんは「執行部側が意思確認という土俵を設けた。今後は反石破派がどのような手を打ってくるかで変わる。執行部と世論に対し各々の議員がどう腹をくくるのか」などと話した。田崎さんは「現時点ではまだ分からないが参院選の総括が出た時に森山さんが辞めるかどうかが鍵になる」などと話した。
ガソリン減税について。8月1日に野党7党がガソリンの暫定税率を廃止する法案を共同提出した。ここには廃止期日を11月1日と明記している。実務者協議で与党側は暫定税率に代わる財源の確保が必要とし、野党側は新たな負担増は受け入れがたいとして議論は平行線となっている。こうした中で朝日新聞は「政府が新税の創設に向けた検討に入る。自動車の利用者から徴収する案が有力」などと報じた。暫定税率が廃止されるとインフラの維持・補修等に充てていた1兆5000億円もの税収が減るため、その財源確保のためだとしている。林さんは「参院選の前から与党内で暫定税率に代わる新税の議論は行われていた」などと話した。田崎さんは「電気自動車は従来の車より重く道路に負担をかけるため、電気自動車の利用者から徴収する案が出ている。ただ電気自動車の普及のために税を優遇すべきという意見も出ている」などと話した。