政府も成長戦略の一つに位置づける宇宙産業。衛星には、「観測衛星」「通信衛星」「測位衛星」の3種類がある。日本が持つのは、超小型の観測衛星技術。電波を使用し、雨でも夜でも観測できる。通常は大型トラックサイズのところ、洗濯機サイズに小型化。小型化技術は、世界で5社だけが持ち、うち2社は日本企業。室谷は、小型化することで、製造コストや打ち上げコストを削減できる、Synspectiveでは現在、5機の観測衛星を展開していて、毎月1機のペースで打ち上げている、今後は、打ち上げペースを1月あたり30~40機に増やしていきたいとしているなどと話した。衛星は、地球を1周するのに90分かかる。多数の小型衛星を打ち上げることで、高頻度に同じ場所を観測できるようになる。1機では90分に1回のところを、5~10分に1回観測でき、ほぼリアルタイムで観測することができる。室谷は、日本では、ロケットの打ち上げ回数がそもそも少ないことが課題、アメリカでは去年、約200回打ち上げているが、日本では3~4回となっている、ロケットビジネスに対する国の支援が重要になるなどと話した。超小型衛星は、インフラ設備や農業、防災での活用が期待されている。室谷は、インフラの老朽化が問題となるなか、超小型衛星技術を活用することで、老朽化による事故の予測などが期待されるほか、地盤状況もリアルタイムで観測できるため、二次災害の予測も期待されている、日本だけでなく世界各国の情報も収集できる、収集したデータを世界に売るというビジネスも成り立つなどと話した。
