また支援の現場にも大きな変化が。東京・池袋でNPO法人が食料の無料配布を実施、580人分の弁当を配り生活相談なども行った。池袋で支援を行うTENOHASIではお弁当の容器を小さなものに、さらにおかずを減らさざるを得ない状況。また寄付してくれる人も少なくなり物資も、金銭面でも寄付は減っているという。物価高の厳しい状況でも地域ぐるみのまた支援の現場にも支援が始まっている。ことし9月、東京都江戸川区にオープンした居酒屋。中学生まで誰でも無料で食事ができる子ども食堂を運営している。年末年始には多くの子ども食堂が休みとなる中、新年の1月4日まで無休で続けるとしている。運営は客からの寄付を基本としている。店頭に貼られているのははっぱの形をした食事券。寄付があれば発行され、子どもはこの券を使って注文する。食事券には寄付した人から子どもたちへのメッセージが添えられている。年末年始には特別なメニューも用意。大みそかには年越しそば、そして、正月三が日にはお雑煮がつく心遣い。物価高の影響で運営は厳しいというが、食材の仕入れを工夫。寄付もあることから続けられているという。子ども食堂運営・清水和也さんは食べた子どもと食事券を購入したお客さんとの輪ができれば、お腹いっぱい食べて新年を良い年にできればなどと話してくれた。
URL: http://tenohasi.org/