東京から車で4時間。長野県白馬村は、北アルプスをのぞむ一帯は白馬バレーと呼ばれ10箇所のスキー場がひしめくウインタースポーツの名所。長野オリンピックの舞台にもなった。裏にあるスキー場の一つ白馬岩岳スノーフィールドは、夏場はガラガラかと思いきや、あっというまに駐車場に人が。その山頂の先には絶景が楽しめ、標高1289メートルにあるテラスは、冬だけでなくオールシーズン楽しめる山のリゾート。客を喜ばせる仕掛けがあちこちにある。タイタニックと呼ばれるフォトスポットはがあり、大行列はこのためで絶景に溶け込むSNS映えする写真が撮影できると若者に人気。10月半ばからは山頂の雪と中腹の紅葉、麓の緑の三段紅葉が楽しめる。ニューヨーク発のベーカリーカフェも。絶景の中でパンが楽しめる。また白馬岩岳は冬よりも雪のない春から秋のほうが売上が多い。来場者数をみても冬場のおよそ12万人に対し、それ以外の季節は22万人を超えている。日本のスキー、スノボ人口は最盛期に比べ4分の1にまで減少。岩岳は周囲に比べ雪が少なくシーズンはせいぜい3ヶ月。雪のない時期に客を呼ばなければ生き残れず、そんな危機感から冬以外に稼ぐスキー場へと変貌した。その仕掛け人は農水省の元キャリア官僚のズクトチエ共同代表の和田寛。
住所: 長野県北安曇郡白馬村大字北城12056
URL: https://thecitybakery.jp/shop/hakuba.html
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