ここからはTHE FIRST TAKEスタッフへアンケートを実施し、全500以上の中から厳選した作品を紹介。まずはアーテイストの個性に合わせた特別演出でSNSでバズり世界へ羽ばたくストーリーを再現した乃紫の初恋キラー。自宅の録音部屋から外の世界に出ていく彼女のストーリーを二つの空間の「移動」で表現したとのこと。またTHE FIRST TAKEならではの明るく開けた空間との対比を照明の差で明確にしたという。
続いて11人の中の良さが分かる撮影を追及した梅田サイファーのスイッチ～BE THE MONSTERR。歌唱前MCも歌の一部と捉えその場で出た普段のノリをそのまま使用したとのこと。輪になった自由な歌唱でカメラに背を向けたカットもあったがそれもクルーの一体感やグルーヴを引き立てるポイントになったという。
続いて表現者の魅力が偶然収まった奇跡のカットに注目のKyrie（アイナ・ジ・エンド）のキリエ・憐れみの讃歌。突如始まった床に這いつくばるパフォーマンスがつま先から頭までピッタリ画角の中に偶然収まり、予期せず撮れたシーンは彼女の表現者としての魅力が詰まっておりとてもエモーショナルで素晴らしかったとのこと。