ホンダと日産の経営統合が破談。去年12月、ホンダと日産は持ち株会社をつくり、それぞれが傘下に入るという対等な関係と伝えられていた。しかし、日産は2024年度上期の営業利益が90%減。経営統合の前提としてリストラを進めるというのが条件だった。統合の発表前に日産は北米などのリストラ策を出していたが、ホンダは対応が踏み込み不足である。そして意思決定のスピードに差があるとして破談が決定。ホンダの関係者は「持ち株会社という形式を出して以降、あまりにも日産に緊張感がなくなった」とコメント。そこでホンダは日産を子会社化する案を出した。しかし、日産は猛反発。経営統合協議を打ち切る方針を固めた。きょう、両社の社長が会談予定。近く最終決定する方針。