今や1年間に配達される荷物は約50億個。深刻な人手不足が問題となっている宅配業界だが、大きな要因の1つが再配達。国は今年3月までに再配達率を6%まで下げることを目標にしていたが、8.4%に留まっている。国交省が置き配を標準とする案を議論する検討会を設置するという。朝日新聞によると、手渡しの配達に追加料金がかかる仕組みも検討。去年10月には置き配利用で最大5円のポイント還元の支援策などの取り組みも行われている。置き配は便利な一方、盗難やカラスによる荷物の破損などの被害も起きていて、敬遠する人も一定数いる。