新型コロナが5類に移行してから初めてのゴールデンウイークを迎えた。観光地、人気店などでは大混雑を回避する取り組みが広がっている。東海道新幹線のぞみはゴールデンウイーク期間中、全席指定席で運行。ホームの混雑緩和が期待されている。飲食業界でも新たなサービスが始まっている。東京・青梅市にあるラーメン店では開店前におよそ100食分が完売。この店では以前、わざわざ遠方から来ても3時間、4時間待ちは当たり前だった。売り切れて食べられない人も続出していた。このような状況を解消するため、新たに有料の予約サービスを導入。ラーメンフィールでは追加料金390円で好きな時間に予約することが可能。現在では待ち時間ほぼゼロを実現。ゴールデンウイーク前半となる3連休は、すでに予約でいっぱいになっている。混雑時の待ち時間短縮、事前に料理や数量を注文できる飲食店のファストパスが注目されている。ただ予約客で完売したことを知らずに訪れる客の姿もあった。有料予約システムはドタキャンや無断キャンセルにも対応。店側のキャンセル被害を軽減している。予約時にクレジットカード情報を登録。キャンセルになった場合、店が設定したキャンセル料が請求される。