日本銀行はあさってから開く金融政策決定会合で、政策金利を現状の1.0パーセントに据え置く公算が大きくなった。日銀は前回、6月の金融政策決定会合で、中東情勢による原油価格の高騰などから、今後、物価目標の2パーセントを超えて上振れていくリスクがあるとして、政策金利を0.75パーセントから1.0パーセントに引き上げた。今回はこの利上げの影響を見極めるため、政策金利を据え置く方向で検討するとみられる。一方で「依然、金利は低い」として、今後も利上げ路線を継続する方針だ。企業間の取引で価格転嫁がはやく進んでいることから、日銀内からは「これから幅広い品目で消費者物価が上昇してくるだろう」「物価上昇の速度によっては利上げのペースを加速させないといけない」といった声もあり、今回、利上げのペースや幅について、どのような議論がされるかが焦点となる。
