2024年流行語大賞トップ10に選ばれた「界隈」。若者の間で使われている。伊沢さんは「所属意識、帰属意識があるような表現なのかな」とし、華丸さんは「住所とかで使っていた」とコメントした。視聴者からも「界隈の使われ方にイラッとする」などと意見が寄せられた。若者たちに聞くと、したくないことを「〇〇キャンセル界隈」などとしてよく使うという。「界隈」とは何なのか芝浦工業大学の若者文化を研究する皆さんに分析してもらった。やりたいことや共通の趣味をもつコミュニティを表しているようだ。原田さんは、いつの時代も若者は、自分たちだけの言葉を作り出して自分たちの絆を強めるという傾向があるとし、SNS社会で広くも浅くもなった人間関係の中で、一瞬でも関係が築ける「界隈」という言葉が広まったのではと分析した。