フリマアプリのメルカリが新たに発表したサービスに関するトーク。新サービス「メルカリハロ」は、スポットワークの求人プラットフォームで、来年春、首都圏からスタートする。スポットワークとは、都合のいい時間や働きたい時間だけ働く勤務形態のことだ。こうしたスキマバイトを始める人が急増している。ことし5月には、1070万人を突破した。正社員として働きながら副業している人が最も多く、3~4割を占めている。業界大手のTimeeは、2018年にリリースされ、2019年と比べると、利用者は約6.8倍、事業者は約27倍に増えている。コロナ以降、宿泊業やレンタカーなどにも裾野が広がっているという。メルカリの応募条件は、18歳以上で、本人確認済みであることだ。メルカリではすでに、1395万人が確認を済ましている。これまでのアプリ上に、「はたらく」という項目が追加され、それをタップすると、仕事選択の画面に移る。履歴書などは不要で、最短即日で給与がもらえる。働き手と企業が互いに評価できる仕組みになっている。今後は、給与のデジタル払いにも対応する予定だという。メルカリの担当者は、フリマアプリを身近なものにした実績をもとに、事業者に対する労働力と働き手にとっての柔軟な働き方を加速したいとしている。八代は、子育てをする人のニーズを拾ったり、労働力の補完にもなったりするなどと話した。